在宅勤務に向き不向き

在宅勤務を始めてそれなりの月日が経ちました(1ヶ月くらいかな)。どんなことでも、やってみて初めてわかることがあるものですが、この勤務形態は人によって向き不向きがあるよなぁと実感しています(ま、それはやる前から想像していた通りなのですが)。
まず、仕事とプライベートのスイッチが頭の中にないと務まりません。ここが家だと思って就業時間が過ぎているのにだらだらネットを眺めていたり挙げ句はテレビや映画を観ていたり、更にはちょっとだけって近所をうろうろしたり(休日じゃないっつーの)、そういう人には向かないと思います。逆に、今日の終わりを決めかねていつまでも仕事をしたがる人にも向きません(SEの中にはこのタイプが実に多いのだ)。そういう人に限って「通勤時間がなくなったからもうちょっとやってもバチは当たらない」とか勝手な理屈をこねちゃうんですよね。あと、静かな環境だと落ち着かないという人にも向かないかも、その点僕は休日出勤しても仕事中は無音なので(音楽が鳴ってると気が散るのだ)、問題なし。逆に小さな子供さんや奥さんがいる人にも向かないかも。家では仕事にならずどこか図書館とかにでも出かけていくというのはいささか本末転倒。
ま、そのあたりをクリアして自分で自分にケジメが付けられる人には実に合理的な勤務形態だと思います。で、やってみて改めて気づいたことが一つ。「在宅勤務ってインターネットに似てる」。即時性が実に良いのです。たとえば、通勤しているとお弁当の中身は夕べからもう決まっています。けど、在宅勤務ならお昼前に「あ、あれが食べたい」と思ったら作って食べられるんですよね。あるいは、朝バタバタしていて洗い物を片付けずに家を出たりすると「今晩帰ったら、まずは洗い物か」と憂鬱になっちゃいますが、在宅勤務だとちょっとした気分転換として仕事の合間にいつでも済ませられます。あるいは、キッチンの扉の引手が壊れちゃったとか(この前、ホントにあった)すると、週末の用事が一つ増えるのですが、在宅勤務ならこれも仕事の合間に瞬間接着剤でパパっと済ませてしまえます。
インターネットがなかった頃の生活では、ニュースは新聞かより速くてもテレビのニュースの時間を待たないといけませんでした。夜中に何か調べ物が必要になっても夜が明けるのを待って図書館に出かけなければなりませんでした。例えて言えばこれが通勤して会社で仕事をする形態なのです。職場と家が物理的に分断されているので2、3分で済むことさえ家に帰ってからでないとできません。反面、在宅勤務はインターネットがある生活。職場と家が物理的に同じなのでちょっとした雑用なら実に効率的に片がついて夜帰ってからとか週末に持ち越す必要がないのです。ただ、このあたりも度が過ぎると本末転倒で、試験直前の学生よろしく仕事から逃避したくて急に部屋の片付けを始めたりするような人はやっぱり在宅勤務に向かないと思います。
やってみて改めてわかったこと。在宅勤務を上手にこなすコツは一日のゴールを明確に設定すること。今日一日が終わった時にここまでできていることというリストを作っておくことです。で、あとはゴールをめざしてがむしゃらに仕事をする。ゴールにたどり着けさえすればたかだか、2、3分家の用事を片していても何の問題もありません。というかそれを含めて一日の仕事と考えても差し支えないかも。在宅勤務をしていると生活の中に、生活の一部として仕事が溶け込んできた──それを実感している今日この頃です。

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テレワーク始めました

今から二十年ほど前のこと。うちの会社は一年に一度、自己申告と言って過去1年の業務を振り返ってこれから先どう進んでいくかを社員ひとりひとりが上司にプレゼンするイベントがありました。会社がどんどん統合されて制度が変わっちゃったので今は簡素化されてしまったけど僕はあの制度は好きだったな。で、プレゼンの最後に会社に提言したいことという枠があって、僕は在宅勤務を提言したことがありました。パソコンと携帯があれば別に出社しなくても仕事はできる。なら、家で仕事をすればオフィスの家賃と通勤費がまるごと浮くから会社の業績が改善されて良いじゃんという趣旨。当時の上司は「うーん」と唸ったあと「労務管理ができないから難しいやろ」とおっしゃいました。ま、言いたいことは分かる。糸の切れた凧みたいにサボるやつが出てくるのは予想に難くない。けど、それっておかしな話ですよね。見張っていないとサボるって小学生の発想じゃん。「そうっすよねぇ」と言いつつも、月々、お給料をもらいながら適当にサボって仕事するって大人としてどうよって内心ではツッコむことしきりでした。
過日、風邪をひいたみたいで寝込みました。熱は下がって復調したのですが咳がはんぱない。同僚たちをドン引きさせることしきり。申し訳なくてカフェテラスエリアに籠もって仕事したりもしたのですが、結局そこの客をドン引きさせているだけで根本的な解決になっていない。そこで、上司と相談してテレワークに切り替えることにしました。テレワークとは働き方改革の一環で働く場所を自由に選べる制度のこと。もちろん、在宅で働くのもOK。そう、二十年の時を経てようやく時代が僕の提言まで追いついて来たのです。
昨日はそのテレワーク初日。朝、起きて朝ごはんを食べてもスーツに着替える必要なし。電車に乗る必要もなし。片道1時間の通勤時間が浮いたのでお風呂に入って洗濯までできちゃった。なんか、新鮮な気分。で、そろそろ同僚たちが出社してくる頃合いを見計らってPCを起動、メールやチャットを使えば問題なく仕事できるじゃん。特にチャットは助かりました。咳がひどくて未だ発声がほとんどできないので文章でやりとりするのは正確でスピーディなのだ。
やがて、ランチタイム。お弁当用に用意していたおかずを並べていただきます。しっかし、厨房と仕事場が部屋続きってシュールだけど合理的だなぁ。
そして終業。PCを畳んだら……家にいる。すぐ夕飯の支度ができる。すぐ晩酌を始められる。外はまだ十分明るいぞ(夏至を過ぎたばかりだし)。ほらね、在宅勤務にしたら良いことが沢山あるじゃん。ただ家で仕事をすると全くといっていいほど体を動かさないのでそこは意図して運動しないといけないかな。ま、2時間の通勤時間が浮いたのでその分、ジョギングなりしましょうか。

二十年を経てかなった夢。一部の不心得者のサボりで潰えることなく続いていってほしい制度だなと思いました。

籠城ライフ

風邪引いた。完膚なきまでに風邪引いた。無駄な抵抗はしない主義なので休暇を戴いて今週は寝込んでおりました。
こういう時、一人暮らしをしていて一番不便なのは食事ですね。掃除洗濯は1日、2日しなくてもどうってことはありませんが、風邪を引いていたってお腹は空きます。かといって熱のある身で買い物に行くのは億劫(高いときは39度7分だったんだよ)。こういう時は日頃の備蓄がものを言うのです。
僕はわりと水分補給したがるたちなので常にアイソトニック飲料や清涼飲料水の2Lボトルを2本くらいは買い置きしているのでまず水分は問題なし。加えて麦茶などは自分で淹れますのでほぼ無限に生産できる。肉や魚類も小分けして冷凍してあるので1週間分くらいのおかずには事欠かない。米も買ったばかりなので問題なし。加えて缶詰、麺類の備蓄で更に10日くらいはOK。粉物は強力粉、薄力粉をはじめとしてそば粉、米粉など結構豊富。なんだかんだでたぶん1ヶ月くらいは家から出なくてもまっとうな食生活が送れる気がします。備蓄のコツは日持ちがしない肉類や野菜はほどほどに缶詰、乾麺、粉類はそこそこにってとこでしょうか。あとは調味料類のショートにさえ気をつけていれば今日日冷蔵庫のある家なら誰でもこんな暮らしができると思います。
で、風邪っぴきの時に一人暮らしで不自由なことの2つ目は調理。朝は自家製の食パンをトースターで焼いて過ごすとして昼や夜は、もう少しちゃんとした料理が食べたい。そんな時、一番に飛びつくのは乾麺かな。ラーメンでもうどんでも、蕎麦でも茹でれば炭水化物が摂れます。更に冷蔵庫のあり合せの肉や魚を野菜と炒めて載せればかなり栄養価が改善される。スープも塩分過多がどうのと言われますが、この際飲むのもありです。麺類に飽きたらよく作るのは雑炊かな。実はおかず込みで考えると炒める手間が省けて一緒に煮込めば良いので麺類より楽だったりします。
そんな籠城料理のおすすめレシピをいくつか。
かけ蕎麦を作ってサバ缶(水煮、味噌煮どちらでもOK)をトッピング。ニシン蕎麦っぽくて旨いです。
素うどんに梅干し、海苔、胡麻、刻みネギ、生姜、にんにくなどあり合せの薬味を投入。これ、薬膳に通じる体に良い一食になります。
あり合せの肉(鶏肉がお勧め)、野菜、米30gを300ccの水で15分くらい米が柔らかくなるまで煮込む。塩、胡椒で味を整えればポルトガルのカンジャのできあがり。炊いた米がないけどすぐ雑炊が食べたいなんて時には嬉しい一品です。
籠城ライフを余儀なくされてしみじみ思うのは食生活は料理を知っているか知っていないかで大きな差が出るなということ。普段、料理をしない人にとっては小麦粉はただの粉だし、海苔も胡麻もお腹の足しにもなりゃしないと思うことでしょう。けど、調理法さえ知っていれば家に居ながらにして料理店さながらの皿を堪能することができるのです。しかも知識があればあるほどバリエーションに変化を付けられるので飽きることがありません。
風邪を引いて寝込んだ一週間。料理を趣味にしていてよかったなと改めてしみじみ思いました。

夜を呑み歩く

一昨日は小学校時代の同級生に誘われてジャズ・バーに行ってまいりました。しっかし、なんて軽々とギターを弾かはるんだろう。ジャッキーチェンやブルース・リーの映画を観て館を出ると自分もなんかああいうことができるような気になったものですが(できひん、できひん)、これくらいだったら自分でも弾けちゃうんじゃないかなと思わせる(できひん、できひん)演奏でした。それだけ気負いがなくて実に楽しそうに軽やかにメロディーが溢れ出す、リズムが弾む。知らず体がスイングしちゃうご機嫌な夜を堪能しました。
で、昨夜。関西にいた頃に通い慣らした焼き鳥屋の常連さんが何人か関東に移住されてましてその方々と川崎で飲み会。馬刺しがウリの店に伺いました。焼酎飲み放題でいったい何杯飲んだのかしらん。水割りで10杯くらい呑んだところまでは覚えてますが面倒になって数えるのをやめちゃった。で、2軒目に誘われてショット・バーに。暗めの照明、寡黙なバーテン、結構混んでいるのに客たちも妙に静か。こんな雰囲気のバーに来るのって何年ぶりでしょう。一瞬でお気に入りの店になりました。一杯目はお任せでアイリッシュのショットを。うんとスモーキーなやつってたらドンピシャの一杯が出てきました。名前を聞けなかったのが残念(今度行ったら訊いてみよう)。二杯目は定番のギムレット。振る人の挟持がにじみ出るようなキリッとした一杯。あ、この人になら身を任せても良い(をい)と思わせる味でした。で、ご機嫌になってきたので三杯目はサウダージ。「え、サウダージってなんですか」なんて野暮な質問が返ってくることもなく(マイナーとまではいわないけど、誰もが知ってる名前のカクテルじゃないですよね)、すっと差し出されるところが阿吽の呼吸のようで嬉しい。
僕は時間旅行のできる超能力の持ち主なんじゃないかと以前から疑っているのですが昨夜もそれが発動したよう。サウダージを呑んだあたりから記憶が曖昧になっていて気が付くと一瞬で明るい朝の時間帯にタイムリープしていました。しかも、ちゃんと家のベッドで寝てるし──これを超能力と言わずしてなんと呼びましょうぞ。
ということで、二夜続けてご機嫌な時間を過ごしてまいりました。今日は休肝日にしよっと。

薬物使用中

目覚めるとものすごい倦怠感。いや、昨夜お酒のんだけどこの体調はちと異常。
あ、そういえば薬局のお姉さんに言われたな。「このお薬を服用している時はお酒を控えてくださいね」──あの咳止めの薬との飲み合わせか。ツイッタのフォロワーが横須賀で陽気に地ビールを飲んでる写真をアップしていて衝動的に飲みたくなってスーパーに自転車を飛ばしたのだけれどその結果がこれか。
やっぱ、薬が切れる再来週まではお酒を控えよっと(お姉さん言いつけを守らなくてすみません)。
プロフィール

choal29

Author:choal29
酒と料理をこよなく愛するシステムエンジニアです。
食卓応援サイト「Gの食卓」を運営しています。
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