ネットのかまってちゃん

わりと最近のスラングだと思うのですが「かまってちゃん」という言葉があるようです。
一言でいうと人から注目を浴びたい、自分のことをかまって欲しいという欲求が過剰でそれを行動原理にしている人といったところでしょうか。なので、かまってちゃんの行動の特徴にはこんなのがあるみたい。「ネガティブなワードを頻繁に発言する(周囲が心配してくれることを期待している)」、「自慢話が多い(周囲に羨ましがられたい)」、「虚言癖がある」、「KY発言を頻発する」などなどどれも、周囲の人を振り返らせたいという欲求から来るアクションですね。
それに加えてもう一つ、かまってちゃんの特徴的な行動パターンは「周囲の人のことには無関心」ということ。つまり、人にはかまってほしいけど、自分は周りの人をかまう気はさらさらないという一方通行のコミュニケーションを期待する人が多いんじゃないかなと思うのです。ま、とっても自己中なキャラですね。
リアルに職場にそんな人がいるとめんどくさいことこの上ないでしょうけど、バーチャルなネットの掲示板に出現すると更にやっかいなキャラです。やたらKY発言を振り撒いて周囲がそれに反発すると嬉々として煽り立てる、周囲がスルーすると他者の会話に割り込んででも絡もうとする。場合によってはその人が現れるので廃れてしまったスレッドも沢山あります。
ネット上のかまってちゃんが更にやっかいと書いた理由は彼らは時々、バーチャルとリアルの区別がつかなくなるようなんですよね。まるで目の前に大勢の人がいて自分をのけ者にして会話を楽しんでいるんじゃないかという被害妄想に陥ったりするようなのです。実際には多くの人は実生活の合間にちょっとスレッドを覗いて気が向いたら発言するだけですから自分の発言に反応がなくてもあまり気にしないと思うのですがネットのかまってちゃんは相手の肩口をぐいと掴んで「おい、なにシカトしてんだよ」と言わんばかりに絡んできます。
ネットかまってちゃんの最悪のケースでは西鉄のバスジャック事件や秋葉原殺傷事件のような人の命を奪う行動に出ることもあります。いくらネット上で「人を殺します」と発言していても多くの人は(常識的に考えて)口先だけだろと考えて適当にスルーすると思うのですが、あの犯人たちのスレッドに関わっていた人たちはさぞ後味の悪い思いをしたと思います。
それぞれの事件を振り返っても結局、犯人は『つまり、人にはかまってほしいけど、自分は周りの人をかまう気はさらさらない』言い換えれば自分の命は大事だけど人の命はなんとも思っていない自己中キャラなのがよくわかります。そして、あの事件が最後なのではなく今もこの世界のどこかで潜在的な犯罪者予備軍のかまってちゃんは間違いなくいるのでしょう。そんな彼らの背中を押して犯罪の引き金を引くのはえてしてネット上の取るに足らない一言だったりします。だから、匿名性を良いことに無責任な発言はすべきじゃないと僕は肝に銘じています。
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