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冬ごもり

なぞの感染症のお陰で職場に出ることもできず思わぬ長期休暇を頂いてしまった今年。
職場はおろか外出すらも必要最小限に抑えておりましたので、世にいう「ひきこもり」の人達の生活を実体験することにあいなりました。およそ三週間、人との会話といえばスーパーかコンビニのレジの人と交わす一言、二言のみ。家から出ない日はそれすらなく食事以外で口を開くこともない日々。改めて気付いたのですが僕は電話をかけてぐだぐだとおしゃべりをするような友人を持ち合わせていないんですよね。せいぜい、家人くらい。これでいいんだろうかとちょっと不安になりましたが同年代のアラフィフ男性はどうなんでしょうね? 勝手な想像かもしれませんが、平日の日中は仕事に勤しんでいる方が大半ですから平日の日中から電話で話し相手になってくれる友人を持ち合わせていない方が普通なのではとも思いました。何より、持ち合わせていたとしても平日の日中に(しつこい)捉って長話に付き合わされたら僕ならキレます で、やってみるとこの生活も存外に苦痛じゃないのです。ナチスドイツの人体実験の中に赤ん坊に一切声をかけず食事だけを無言で与え続けたところ衰弱死したなんて結果があったそうですが、五十を過ぎたおっさんには当てはまらないのかも。か、僕の性格によるところが大きいのかな。
で、僕が温かい部屋で安穏としている間に世間様は大変なことになっていたようで、もう何十年も経験していないような寒波の波状攻撃。横浜に雪が降った日も窓から雪道をよちよち歩いている通勤通学の人達を眺めながら「たいへんそうだなぁ」と悪魔的なひとりごとをつぶやき怠惰な安穏に浸っておりました。
その寒波もようやく緩み、これからは三寒四温。寒の戻りが来ることはあっても極寒のピークは過ぎたようです。まさに洞窟の中のクマといった体。穴の外の雪解けの音とそこはかとない空腹に背中を押されてのそのそと穴の外に這い出し、あたりを見回している気分です。
こんな悠長なことを書いているのもたぶん今日限り。自分のことですから明日出社して、席に座ってしまえば1分とおかずトップスピードで稼働し始め、冬ごもりなんか初めからなかったような顔をしていることでしょう。長くサラリーマンをしていますが、こんなことでもなければ経験しようもない引きこもり生活を堪能させていただきました。忘れっぽい性格ゆえすぐに忘却の彼方に消えていきそうなのでとりあえず日記に書いておきます(@浅田飴←このネタが分かる人は良いお年だと思う)。
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