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第一話

ドラマやアニメの第一話は一般にセットアップと呼ばれる回になります。
主人公がおかれている状況を4W(いつ、どこで、誰が、何を)で説明し、この物語がどういったタイプの物語で何を目指すものであるかを視聴者に理解させるのに使われます。加えて周辺人物の人となりや人物相関も描かれたりします。で、この時点の主人公の境遇にはお約束がありまして視聴者が十分同情できるような逆境にあるか、幸福の絶頂から転落するさまが描かれるのが一般的です。
エンタメ系の物語の構造は登山によく似ていて主人公は険しい道や危険な動物との遭遇など艱難辛苦を経て最終回で遂に頂きに到達することで視聴者にカタルシスを与えます。平坦な道をただテクテク歩いているだけの物語というのは一般にあり得ません。例外としては「けいおん」などに代表される日常系と呼ばれるアニメ作品はそれに近いかも、けどそれでもきちんと起伏は計算されてるんですけどね。とまれ、そういう構造の宿命として第一話は必ず主人公は麓にいてとても手が届きそうにない頂きを見上げているところから始まることになるのです。なのでどうしてもどこかでみたようなシチュエーションになりがちで作り手は、あの手この手で目を惹く逆境を考案するのです。逆境ナインなんて9回表で3対112……からの113対112で勝利という超絶なシチュエーションを出してきたんだよ(笑)

半年がかりの抗がん剤治療でどうにか、腫瘍は消滅したとお墨付きをもらいました。なので、職場に完全復帰となるはずなのですが、お客様を相手にプロジェクトを張る仕事からは完全に外され裏方の部門に異動となりました。約30年培ってきたSEのノウハウを揮う現場を失ったのは寂しい限り。加えて仕事量が少なくとても暇なのです。なんかこのシチュエーションってすごく既視感があるのですが……そう、あのドラマも、そのアニメも確か第一話はこんな始まり方だったぞ
ま、僕が僕の上司だったら同じ配置転換をしたと思うので文句は言えないのですが。だって、いつお客様に迷惑をかけるかわからない爆弾を抱えた社員をお客様の前には出せないもん。技量以前の話ですね。ということで、麓に立って頂きを見上げております。30年前と違うのは山に登る技術が格段に違うこと。どんな危険やピンチが待ち受けているのかわからないけど、第一話の主人公よろしく一歩踏み出してみることにします。
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