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道程

僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る
高村光太郎の道程という詩の一節です。如何にも彫刻家らしい発想だなぁと思うのですがいかがでしょう。目の間にあるのは無垢の木やブロンズ。それにノミを奮って人や植物を作り出す。そんな姿をイメージします。
『俺さ、最初から自分の進む先が見えてたわけじゃないんだ。ただ、目の前の面白そうなことに取り組んできただけ。んで、気が付くと今ここにいる』
アニメ制作の舞台裏を描いたアニメshirobakoでベテランの背景画家がつぶやくセリフです。これって、多くの人が共感するセリフじゃないかな。誰しも二十代の頃から五十代、六十代の自分がどうなっているかなんて思い描けないもの。けど、1年、1年、年を重ねて気が付けばここにいるって感じ。
27歳の頃、僕は芝居にハマっていてSEという職業としてはありえないくらい残業しない人間でした。終業の放送が鳴ったらそそくさと職場を飛び出して稽古場に向かっていましたっけ。まさかその3年後にある女性と出会ってその翌年には結婚して大好きだった芝居も引退してしまうとは思ってもみませんでした。30年先どころか、1年先も見えていなかったですね。その翌年には長女が生まれ家を持ち、やがて次女が生まれ。さまざまなプロジェクトと取っ組み合いながら結構がむしゃらに働いてきました。
そして今日、人生は54年目を迎えました。3の倍数であり9の倍数であり、27の倍数。芝居に夢中だった27歳の頃から倍の年月を生きてきました。振り返るといろいろおもしろいことや楽しいことがありました(しんどいこともあったけど、そういうことはすぐ忘れてしまうのです)。
未だ道は半ば。10年後、20年後、僕はどうしているのでしょう。想像すらできませんが、きっと楽しいことや面白いことをこれからも経験していくんだろうなという確信めいた想いはあります。

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